大和高田市天神橋筋商店街の中にあるブティックヨシモトは、吉本和代店長の父親が昭和25年(1950)に開いた店です。白を基調としながらも随所に木や石を配した内装は昭和40年(1965)に改装したもので、どこかイタリアのブティックを連想させるおしゃれな作り。吉本店長が「カジュアルでありながらもちょっとエレガント」を意識して選ぶという洋服とも、よくあっています。
「イメージしているのは、流行は好きで、でもそれにとらわれすぎない大人の女性」と吉本店長。店長のセレクトする洋服を求めて、親子で通う常連客も多いそうです。
「お客様の多くは常連さんですから、お持ちの洋服やおおよその好みは把握しています。だからこそ、おすすめの商品を選ぶことができるんです」と吉本店長。価格では量販店にかないませんが、その分、しっかりと吟味して、極力長く着てもらえる、品質の良い服をセレクトしています。
商店街を歩く人もだんだんと若い人が減って、大和高田市全体でも高齢者の比率は増えました。それでも吉本店長は「高齢者だから地味な色とか、今はもう、そういう時代ではありません。皆さんのおしゃれを応援したい」と話します。
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