近鉄南大阪線高田市駅北側に広がる片塩商店街内、サンサン中通り沿いにある「なるとや」は、50年ほど前に橿原市で創業した豆腐屋さんです。40年ほど前に旧高田サティ内に移り、その後現在地に移転しました。
店の豆腐の特徴は、100%国産の大豆と天然にがりで作るからこその豊かな風味と甘み。この自慢の豆腐を求めて、地域の人を中心に熱心なファンが通います。また、白あえやおからのコロッケなどの、豆腐屋さんならではのお惣菜も人気で、特に夕方は、連日たくさんの買い物客が足を運びます。
「うちの豆腐は大豆の味が強い木綿、湯豆腐などにおすすめの絹ごし、ややしっかりとした嵯峨の3種類。夏限定のすくい豆腐なども人気ですよ」と掛橋秀一店長。冷ややっこには絹ごしを選ぶ人が多いですが、より豆の味がしっかりとした木綿もおすすめだそうです。
また店のうす揚げは、木綿ではなく絹ごしを使っており、滑らかな口あたりが特徴。いなり寿司にしても、鍋の具にしても美味しいと評判です。途中で形が崩れてしまったうす揚げを特売品として販売しているのも、手作りの専門店ならでは。掛橋店長は「おすすめの調理法などについても、気軽に聞いていただければ」と話します。
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