片塩商店街の高田市駅前商店街(タカダウォーク)内にある𠮷川たばこ店は、60年以上にわたり続くたばこ専門店。店頭壁面に大きく描かれた、江戸時代の喫煙の様子が目印です。国内外の紙巻きたばこはもちろん、葉巻や無煙の噛みたばこ、キセルなどの喫煙具も販売していて、遠方からわざわざ通う常連客も多くいます。
現店長の古城戸邦彦さんは3代目。「専門店ですから、扱っているたばこの種類も膨大です。海外のメーカーのものなど、コンビニで売っていない商品もありますので、お探しの方は、一度覗いていただければ」と話します。
最近は喫煙マナーが問題になることがありますが、その原因のひとつが、移動や運転中などに喫煙する“ながら喫煙”。「手軽な紙巻きたばこが広まったことも関係しているでしょう。時間に追われながらではなく、自宅などで時間があるときに、ゆっくりと喫煙を楽しむようになれば、大分事情は変わると思うのですが」と古城戸店長。最近は電子たばこや加熱式たばこも増えましたが、それでも、周囲に十分な配慮が必要であることに変わりはありません。
店では和柄のキセルなども扱っており、外国人観光客からの注目も集めつつあります。たばこは大人の嗜好品。しっかりとマナーを守って、喫煙を楽しみたいものです。
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